扁桃炎
扁桃炎(へんとうえん)とは、ウイルスや細菌などがのどの奥にある「扁桃」に感染して起きる病気です。
原因
ウイルス(アデノウイルスなど)や細菌(溶連菌など)が扁桃に感染することにより引き起こされます。
症状
発熱(38度以上の高熱になることも)、のどの痛み、頭痛、頚部のリンパ節の腫れや痛み、倦怠感などの症状があります。
腫れがひどい場合、食べ物が飲み込みにくくなることもあります。
検査
溶連菌感染が疑われる場合は、当院では、溶連菌の迅速検査もおこなっております。10分ほどで結果が出ます。
インフルエンザ検査も同時におこなうこともあります。
検査費用
溶連菌検査をおこなうと、1000円前後かかります。
インフルエンザ検査をおこなうと、1000円前後かかります。
治療方法
症状に合わせて飲み薬を処方します。
のどの痛み、発熱、頭痛がひどいときは、解熱鎮痛剤の飲み薬を使用します。
のどの腫れがひどいときは、炎症を抑える作用のある飲み薬を使用します。
細菌感染が疑われる場合は、抗生物質の飲み薬を使用することがあります。
それ以外にも、うがい薬や口の中で溶ける薬を処方することもあります。
注意点
扁桃炎が悪化すると、扁桃の周りに炎症が起こり、扁桃周囲炎に、そして、膿が貯まると、扁桃周囲膿瘍にまで進行してしまうこともあります。
年に4回以上など扁桃炎を慢性的に繰り返すようなら、当院ではおこなっていませんが、扁桃摘出手術をおこなうこともあります。そのような場合は、手術をおこなっている大学病院や総合病院の耳鼻咽喉科へご相談されるとよいでしょう。
当院内科の診療内容
新宿駅前クリニックの内科では、「扁桃炎」の治療をおこなっております。
扁桃炎を繰り返しやすい方も多く、悪化する前に早めに治療開始することにより、高熱、のどの痛み・腫れなどの辛い症状を軽減することができます。
【内科(耳鼻科領域)の診療案内】