ノロウイルス胃腸炎 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

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ノロウイルス胃腸炎

ノロウイルス胃腸炎とは

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎患者の便からウイルスが検出されたため、ノーウォークウイルスと名づけられました。

ノロウイルスは主に手や食品などから、経口感染し、ヒトの腸管で増殖し、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。

健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化することもあります。

ちなみにノロウイルスに対するワクチンはありません。

ノロウイルス胃腸炎の原因

ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染です。

ノロウイルスに汚染された二枚貝があります。二枚貝は大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残しますが、同じメカニズムで取り込まれ体内でノロウイルス自体も濃縮されるためと考えられています。

過去のノロウイルス食中毒の調査結果を見ると、食品から直接ウイルスを検出することは難しく、食中毒事例の中で約7割程度では原因食品が特定できていません。

なお、ノロウイルスに汚染された二枚貝による食中毒は生や加熱不十分なもので発生していますが、十分に加熱すれば、食べても問題ありません。

その他にも、家庭や共同生活施設など人間同士の接触する機会が多いところで、人から人へ飛沫感染または直接感染する場合も多くみられます。

ノロウイルス胃腸炎の歴史

ノロウイルスによる食中毒の歴史はアメリカで始まっています。昭和40年代にアメリカの小さな学校で集団食中毒がおこりました。当時は詳しく原因を判別する術がありませんでしたが、電子顕微鏡が発明されたことによって研究が進み、この集団食中毒の原因が小型球形ウイルスであるということが分かりました。そしてこの初めて集団食中毒が起こった町の名前(オハイオ州ノーウォーク)からノーウォークウィルスといわれました。その後、1977年に日本の札幌市で集団食中毒が発生。この原因菌を調べたところ、ノーウォークウイルスとはまた別の型の菌が発見されました。

その後の研究によって、集団食中毒の原因菌はノーウォークウイルスと札幌で見つかったウイルスの2種類があるということが分かり、2002年に行われた国際ウイルス学会にて、ノーウォークウイルスをノロウイルス、札幌で見つかったウイルスをサポウイルスと呼ぶことが決まり、現在に至るのです。新宿駅周辺には多くの飲食店があり、オイスターバーなどカキを提供する飲食店も少なくありません。万が一、食中毒が発生した場合は、新宿保健所が検査をおこない、営業停止になるケースもあります。

ノロウイルス胃腸炎の種類

ウイルス性の胃腸炎は様々な種類がありますが、4種類ほどが挙げられます。まずは、ここでも詳しくご紹介しているノロウイルスで下痢や嘔吐を主症状とします。乳児から高齢者まで幅広い世代で感染します。ノロウイルスには札幌での感染が確認されたサポウイルスと2種類あります。症状や潜伏期間等々はほとんど同じであり、ウイルスの形が異なっているようです。

次に、ロタウイルスは、A型は乳幼児、B型は日本での感染例はなく中国での感染例のみ、C型は3歳から成人で発症します。特にA型が流行しやすく、ウイルス性胃腸炎の中でも下痢や嘔吐などの症状が強く、重症化しやすいものです。アデノウィルスは夏から秋にかけて乳幼児に見られやすいものですが、症状も軽く発熱も少ないものです。

アストロウイルスも同じく乳幼児に感染しやすいですが、症状は軽微となります。

ノロウイルス胃腸炎の症状

潜伏期間(感染してから発症するまでの時間)は24~48時間前後で、主な症状は食欲がなくなる、吐き気、嘔吐、胃の痛み、下痢、おなかの痛みがあります。

ノロウイルス以外にも胃腸炎を引き起こすウイルスはありますが、炎症が強く起こることが多いため、吐き気や下痢の症状が強く現れることが多い傾向にあります。

下痢も水のような水様便になることもあります。
また、発熱は軽度で37度前後のことが多いです。

ノロウイルス胃腸炎の検査

ノロウイルスによる胃腸炎かどうかは診察や症状からだけでは特定することはできませんが、総合的にみて推定することはできます。

通常、病院や診療所では、便や嘔吐物を遺伝子検査してノロウイルスかどうか特定することはおこなわれていません。

ノロウイルス胃腸炎の治療法

ロウイルスに効果のある抗ウイルス薬は現在のところありません。

腹痛、下痢に対しては、胃腸の調子を整えるため、整腸剤(ビオフェルミン、ラックビー)を使用します。

下痢が強いときは、便秘にならないように注意しながら、下痢止め(フェロベリン、タンナルビン)を使用することもあります。

胃の痛みが強いときは胃の粘膜を保護する胃薬(パリエット、ムコスタ)を使用します。
消化の悪い食べ物は胃腸を刺激するため、控えた方がよいです。

ノロウイルス胃腸炎の治療薬

ノロウイルスに対して効果のある治療薬、特効薬というものはありません。そのため、新宿、西新宿地域にある当院内科でも対処療法が主流となります。

嘔吐、下痢により水分が喪失している場合には脱水を予防するために、OS1などの水分を摂取します。

強い下痢止めは通常病気の回復を遅らせるため使用しないことが望ましいとされています。

ノロウイルス胃腸炎の治療費用

当院内科は新宿駅周辺や、西新宿高層ビルで働く方を中心に、幅広い地域の方の診療をさせて頂いております。

必要性のない無駄な治療や投薬をせずに良質な医療を提供することをモットーとしており、患者様の負担を最小限に医療を提供することに努力しております。なお、ノロウイルス検査は実施しておりません。

どなたさまも気軽に受診でき安心して治療を受けられるよう、引き続き努力してまいりますのでノロウイルス胃腸炎でお困りの方はお気軽に当院へお越しくださいませ。

ノロウイルス胃腸炎の保険診療

新宿、西新宿地域にある当院内科では、ノロウイルス胃腸炎の治療を保険診療内で行っております。そのため、当院へご来院される場合には健康保険証をご持参ください。

ノロウイルス胃腸炎の予防方法

ノロウイルス胃腸炎の予防方法は消毒と処理が非常に重要となります。

ノロウイルス胃腸炎はウィルスが蓄積した加熱不十分な2枚貝の喫食及びウイルスに感染した食品の喫食、そしてノロウィルス胃腸炎に感染したものの糞便からの飛沫感染が感染経路となります。

そのため、これらを予防対策することによってノロウイルス胃腸炎の予防となります。

まず、ノロウイルス患者の7割が罹患する時期と言われている11月~2月は、食材は中心部までしっかりと加熱をしてから食べるようにしましょう。

次に、ノロウイルス胃腸炎に感染しているものが嘔吐してしまった場合の対処法です。まずは、嘔吐物を処理する前に必ず使い捨てのマスク、エプロン、手袋を最低限着用しましょう。着用とに嘔吐物は広げないようにペーパータオルや濡らした新聞紙などで静かに拭き取ります。その後、次亜塩素酸ナトリウムを薄めた消毒液を使用して床を拭き取ります。消毒液は、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が1%である製品を使用する場合、次亜塩素酸ナトリウム1に対して10の量の水で薄めて作成します。

この消毒剤で床を拭き、乾燥させれば完了となります。使用した手袋やエプロン、マスクなども破棄します。この時、次亜塩素酸ナトリウムの原液をかけて捨てるとさらに効果的です。

また、カーテンやパジャマなど布製品に嘔吐してしまった場合は吐物を前述した要領で片付けた後、水の中で静かにもみ洗いをしてすすぎ、その布製品を1%次亜塩素酸ナトリウム1に対して水50で希釈した消毒液あるいは85度以上の熱湯に一分間浸してから洗濯をするようにすることで他社へ感染することを予防できます。

さらに外出後やトイレの後にははこまめに手洗いうがいを行うことで、予防ができます。アルコール消毒はノロウイルスに対しては一般的に効果が無いとされています。

ノロウイルス胃腸炎の注意点

ノロウイルス胃腸炎に感染した場合、消化の良くない食べ物は控えて、水分はこまめに摂るようにしましょう。

免疫力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を行うことが大切です。

ノロウイルス胃腸炎の予後

通常、症状が1~2日続いた後、3~5日くらいで回復することが多いです。特に後遺症もありません。

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