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ノロウイルス胃腸炎

ノロウイルス胃腸炎とは

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎患者の便からウイルスが検出されたため、ノーウォークウイルスと名づけられました。

ノロウイルスは主に手や食品などから、経口感染し、ヒトの腸管で増殖し、吐き気、おう吐、下痢、腹痛などを引き起こします。

健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化することもあります。

ちなみにノロウイルスに対するワクチンはありません。

ノロウイルス胃腸炎の原因

ノロウイルスの感染経路は、ほとんどが経口感染です。

ノロウイルスに汚染された二枚貝があります。二枚貝は大量の海水を取り込み、プランクトンなどのエサを体内に残しますが、同じメカニズムで取り込まれ体内でノロウイルス自体も濃縮されるためと考えられています。

過去のノロウイルス食中毒の調査結果を見ると、食品から直接ウイルスを検出することは難しく、食中毒事例の中で約7割程度では原因食品が特定できていません。

なお、ノロウイルスに汚染された二枚貝による食中毒は生や加熱不十分なもので発生していますが、十分に加熱すれば、食べても問題ありません。

その他にも、家庭や共同生活施設など人間同士の接触する機会が多いところで、人から人へ飛沫感染または直接感染する場合も多くみられます。

ノロウイルス胃腸炎の症状

潜伏期間(感染してから発症するまでの時間)は24~48時間前後で、主な症状は食欲がなくなる、吐き気、嘔吐、胃の痛み、下痢、おなかの痛みがあります。

ノロウイルス以外にも胃腸炎を引き起こすウイルスはありますが、炎症が強く起こることが多いため、吐き気や下痢の症状が強く現れることが多い傾向にあります。

下痢も水のような水様便になることもあります。
また、発熱は軽度で37度前後のことが多いです。

ノロウイルス胃腸炎の検査

ノロウイルスによる胃腸炎かどうかは診察や症状からだけでは特定することはできませんが、総合的にみて推定することはできます。

通常、病院や診療所では、便や嘔吐物を遺伝子検査してノロウイルスかどうか特定することはおこなわれていません。

ノロウイルス胃腸炎の治療法

ロウイルスに効果のある抗ウイルス薬は現在のところありません。

腹痛、下痢に対しては、胃腸の調子を整えるため、整腸剤(ビオフェルミン、ラックビー)を使用します。

下痢が強いときは、便秘にならないように注意しながら、下痢止め(フェロベリン、タンナルビン)を使用することもあります。

胃の痛みが強いときは胃の粘膜を保護する胃薬(パリエット、ムコスタ)を使用します。
消化の悪い食べ物は胃腸を刺激するため、控えた方がよいです。

ノロウイルス胃腸炎の予後

通常、症状が1~2日続いた後、3~5日くらいで回復することが多いです。特に後遺症もありません。

ノロウイルス胃腸炎の注意点

ノロウイルス胃腸炎に感染した場合、消化の良くない食べ物は控えて、水分はこまめに摂るようにしましょう。

免疫力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を行うことが大切です。

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