肛門周囲膿瘍 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

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肛門周囲膿瘍

肛門周囲膿瘍の原因

肛門周囲膿瘍とは、肛門や直腸の粘液分泌腺に、細菌が感染して膿がたまった状態をいい、膿が排出されて、直腸、肛門と交通のある難治性の管ができてしまうと、痔瘻(じろう)といいます。痔瘻は、あな痔とも呼ばれています。

① 便秘または下痢
便秘になると便が硬くなります。硬い便を外に出すことは肛門部を刺激し、負担をかけます。便秘は長年にわたって続くため、痔核の最も多い原因です。便秘の逆の下痢もよくありません。下痢便は、かなりの勢いで排便されるため、肛門部を刺激します。

② 飲酒、刺激物の摂取
アルコールは肛門部のうっ血を引き起こしますし、飲みすぎれば下痢になりやすく、肛門部へ負担がかかります。唐辛子、わさび、こしょうなどの刺激物も、排便の際に肛門部へ刺激を加え、負担をかけます。

③ 長時間の同じ姿勢(座りぱなし、立ちぱなし)
肛門は体の下のほうに位置しているため、地球の引力がある関係で、同一姿勢が長くなると、肛門部にうっ血しやすくなります。

④ 体の冷え、疲れ

⑤ 妊娠

肛門周囲膿瘍の症状

膿がたまった部分が腫れて、皮膚表面が発赤して、拍動性の痛み発熱することもあります。また、夜も寝ていられないほどの激しい痛みが生じます。表面の皮膚が破けたり、肛門の内部で破けたりして、出口ができれば膿が出て、腫脹、痛み、発熱などの症状はなくなります。しかし、再発を繰り返すことが多いです。

肛門周囲膿瘍の治療法

薬物療法が中心になります。薬物療法は抗生剤(フロモックス)、鎮痛薬(ロキソニン)を内服薬や坐薬、軟膏などの外用薬(強力ポステリザン軟膏)を使用します。抗生剤は、細菌感染を抑えます。
外用薬には、出血を止めたり、かゆみや痛みを止める効果があります。症状が強い場合は、切開して排膿します。肛門の周囲の皮膚、もしくは直腸肛門内の粘膜に切開を加えて、たまった膿を外に出します。

肛門周囲膿瘍の注意点

病院を受診するまでの応急処置としては、肛門部を冷やすことです。入浴して温めると、化膿が広がるため控えます。痔瘻を形成するようなら、痔瘻は手術でなければ治らないので、基本的には手術になります。すぐに受診できなかったり手術のための入院ができない時は、下痢をしないように注意します。

① 便秘や下痢をしない。
② 長時間の座りぱなしや立ちぱなしを控える。
③ 体を冷やさないようにする。
④ 疲れやストレスを溜めない。
⑤ 過度の飲酒をしない。
⑥ あまり辛いものなど刺激のある物を摂り過ぎない。
⑦ 肛門部をウォシュレットなどの温湯で洗い清潔にする。

 
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