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かぜ(風邪)

【マンガ01】
かぜ(風邪)漫画
【マンガ02】
市販薬と処方薬の違い

風邪はウィルスや細菌による感染症の1つで、上気道を中心に様々な症状を引き起こします。
咳、鼻水、くしゃみ、また発熱や咽頭痛、全身倦怠などを伴うことがあり、それら諸症状を総称して正式には「風邪症候群」と呼ばれます。主に呼吸器系にウィルスが感染することで引き起こされます。ウィルスにも様々な種類があり、インフルエンザウィルス、アデノウィルス、コロナウィルス、ライノウイルスなど多数が確認されています。また、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などによる二次感染も引き起こされる可能性もあり、早めの治療が望ましい疾患です。一般市販薬で治療できるレベルもあれば、年齢や体質によっては専門医による対処が必要な症状もあります。いずれにしても、自己判断ではなく、万病の元と言われる風邪の自覚症状があれば、早めの受診をお勧めします。

風邪の原因

主にウィルス感染が原因です。稀に溶連菌やマイコプラズマ、クラミジアなどが関連することもあります。
特に睡眠不足や疲労による体力低下時にかかりやすいとされています。また乾燥期や1日の気温差が激しい季節にも感染しやすいため、そのような環境要因も風邪の誘引とされています。感染に至る経路については、空気に浮遊するウィルスを吸い込むことによる空気感染、付近に居る保菌者のくしゃみや咳による飛沫感染、保菌者との直接的間接的接触による接触感染があります。いずれの経路についても、マスク、うがい、手洗い等により、ある程度の予防が出来ます。

風邪の症状

ウィルスによって症状の出方は若干異なりますが、多くは発熱やのどの痛みから始まります。咳、鼻水、くしゃみ、全身倦怠、食欲低下なども多く認められます。初期症状として小児の場合は発熱から、それ以降の年齢ではのどの痛みを訴えるケースが比較的多く見られます。症状が長引いている場合は二次感染を引き起こしている可能性が高く、その場合は乾いた激しい咳や黄色の痰が出ることがあります。

風邪の検査

症状を確認し、喉や肺状態をチェックすることで判断します。具体的には、喉が赤みを帯びていないか、白苔(白い膿のようなもの)が出ていないかを確認し、聴診器で肺の音を聞きます。インフルエンザなどの症状が疑われる場合は、喉や鼻の奥を綿棒でこすり、そこからウィルス感染を検査することもあります。
また、場合によっては血液検査によって白血球の増加具合や炎症反応(CRP)を確認することもあり、症状によってそれら検査方法を適宜組み合わせて治療します。

風邪の合併症

肺炎、結膜炎、中耳炎などを引き起こすことがあります。特に肺炎が最も多く、そのため抵抗力が弱っている高齢者や乳幼児には注意を要します。またインフルエンザ脳症、脳炎といった重篤な疾患に発展することも稀にあるため、内科や小児科で早めに受診し、適切な判断と対処を仰ぐことが望ましいです。

風邪の治療法

個々の症状を緩和させる対症療法が主になります。発熱を抑えるために解熱薬を、咳を沈静化するために鎮咳去痰薬を、くしゃみや鼻水には抗ヒスタミン薬の投与など、諸症状に合わせて治療していきます。
また、細菌感染に対処するために抗生物質を処方する場合もあります。なお、解熱薬の中でも薬の系統によって効き目の強度等が異なるため、患者さんの年齢や体質、また既往歴によって適切なものを選択し組み合わせて処方します。そのため、早期治療には専門医による判断が必要となります。

風邪の予後

多くの場合、安静と適切な対症療法で改善します。1週間前後で改善されることが多いのですが、適切な治療が行われない場合は、二次感染により長引くこともあります。

風邪の注意点

風邪の症状が出ている時は体力を消耗するため、十分な睡眠と安静、そしてなるべく栄養価の高い食事で消耗分を補うことが改善への早道です。ただし、食事に関しては胃腸が弱っているケースもあるため、消化の良いものを摂ることが望ましいです。
また、冷えや乾燥も風邪の誘引の1つなので、適切な室温と湿度を保った部屋で安静にしておくことが大切です。室内気温は23℃前後、湿度は60%台を目安に保つと良いでしょう。

現代ではドラッグストアへ行けば様々な市販の風邪薬が販売されているため、特に忙しい時などはそれら市販薬で治療する方も多いと思われます。
もちろん、市販薬を服用して身体を安静に保つことで改善することもありますが、それは購入した市販薬に入っている成分がその時のご自身の身体にたまたまうまく適応したためであり、場合によっては適応ができず効き目が現れないこともあります。特に小児や高齢者など抵抗力が比較的弱い年齢の場合は、風邪から様々な疾患へ発展する可能性もあるため、専門医による判断を早々に仰ぎ、一般市販薬には含まれない有効な成分の処方薬で、適宜治療していくことが大切です。
そして、薬による対処ももちろん大切ですが、風邪の回復に最も重要なのはご自身の回復力です。この回復力をベストな状態で引き出すためには、治療中の心構えや環境についてアドバイスを内科の医師から受けることが有効となります。

       
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