C型肝炎 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

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  • C型肝炎

C型肝炎とは

C型肝炎とは、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染して引き起こされる疾患で、肝臓が炎症を起こし肝機能障害を発症します。この病気は放置しても治癒することはなく、進行すれば慢性化し、やがて肝硬変や肝がんに移行していきます。また、感染しても初期の段階では症状に気づかないため、知らず知らずのうちに進行していく病気です。
肝炎が継続すれば、肝臓が次第に線維化していきます。炎症により肝臓組織が損壊と修復を繰り返していく過程で線維という成分が増加し、そして肝臓組織が硬くなる肝硬変になります。肝硬変になれば肝がんへと移りやすくなるため、慢性肝炎の段階で治療を集中的に行う必要があります。
C型肝炎の治療方法としては、主にインターフェロン治療を行ないます。治療期間は比較的長期に渡り、また副作用も出ることが多いため根気強く治療を行っていく必要がありますが、近年、新たにC型肝炎に対する治療薬が開発されつつあるため、治療期間の短縮と副作用の抑制が今後期待されています。

C型肝炎の症状

C型肝炎ウイルスに感染しても初期では自覚症状がない、もしくは気づきにくいケースがほとんどです。その間、次第に慢性化していきやがて慢性肝炎に変わります。そして肝硬変や肝がんの症状が出てきます。
なお、肝硬変の初期でも自覚症状が出ないことが多いため、病気に気づかないことがあります。その後肝硬変が進行すれば、食欲不振や、全身倦怠感、疲労感、足のむくみを感じるようになり、濃い色の尿が出て、身体や白目の部分が黄色味を帯びてくる黄疸が現れます。
この病気は当初自覚症状がないため、健康診断や献血、他の病気治療の検査で発見される場合が多く、その時初めて感染していることを認識することが多いようです。

C型肝炎の原因

C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することが原因ですが、主な感染経路として注射器の使い回しや不衛生な状態での鍼治療、ピアス、入れ墨などが考えられています。また、性交渉での感染の確率は低いとされています。
過去の医療行為による感染も可能性としてはあります。日常生活における呼吸や皮膚の接触、また飲食などでは感染する心配はありません。

C型肝炎のウィルスの潜伏期間

2~14週間の潜伏期間と考えられています。その後急性肝炎を発症したり、または症状に気づかないまま病気が進行します。

C型肝炎の診断

血液検査でC型肝炎抗体の検査をします。C型肝炎ウイルス抗体陽性の場合はC型肝炎に感染している、もしくは過去に感染したと判断できます。したがって、抗体陽性であっても治癒している場合があるため、C型肝炎ウイルスの遺伝子検査や、肝機能検査や線維化進行を確認する検査をして診断します。

C型肝炎の治療

C型肝炎ウイルスの排除と、病気の進行を防ぐ治療が行われます。主にインターフェロン治療によりC型肝炎ウイルスの排除を試みます。インターフェロンは、ウィルスに感染した細胞から生産、分泌される抗ウイルス作用を持ったタンパク質で、ウイルスの増殖を抑制し、また抗腫瘍作用があります。週に1~3回の注射により治療します。
インターフェロン治療は非常に有効な治療ですが、副作用として発熱、倦怠感、関節痛、食欲不振が起き、また人によってはめまい等が起きる場合もあります。ただし、インターフェロン治療開始後にそれらの副作用を消えていく場合があるため、副作用の出方には個人差があります。また、対処療法として肝庇護療法を行ないます。
肝庇護療法は、肝臓組織の損壊を防止し、肝機能の改善を図る治療法です。慢性肝炎から肝硬変、肝がんへの進行を阻止します。もし、肝硬変や肝がんへと進行した場合は、多くの検査と治療や食事制限などが必要となります。したがって、慢性肝炎の段階ででしっかりとした治療が必要となります。

C型肝炎の予防法

現在、C型肝炎ウィルスに有効なワクチンがないため、普段の生活の中でウィルス感染した人の血液が体内に入らないように気を付けるしかありません。たとえば、不衛生なカミソリを他者と共有したり、注射器、注射針を使い回すのは感染の確率を高めます。またピアスや入れ墨の施術に使用する器具が不衛生であると気づけば、避けるほうがよいでしょう。また不特定多数との性交渉も感染確率を高めます。いずれにしても、一般的には以上のような機会はそれほど多くないかもしれませんが、念のため気をつけておいたほうが良いと思われます。

日常生活の注意

慢性肝炎においては、肝臓に負担になるアルコールは控える必要があります。また、特に運動制限はないため程度な運動を行ない、運動不足にならないようにします。また、過剰な鉄分摂取も控えます。定期的な外来受診をし、定期検診を行うことは必須となります。普段の食事においても、カロリーを摂り過ぎれば肝臓に脂肪がつき肝臓組織に負担がかかるため、栄養のバランスに注意する必要があります。もし、除鉄療法を行う場合は、食事において鉄制限をすることになるため、栄養士などの専門家のアドバイスが必要となります。

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