貯蔵鉄の状態をみるには、血清フェリチン値を測定を行います。フェリチンの値が20ng/dl以上あれば貯蔵鉄が十分補充されたと判断して、鉄剤投与の中止を検討します。貯蔵鉄を十分回復させても、鉄の喪失の原因が続いている場合は再発しますので、半年後には一度フェリチンを含めた血液検査して、確認します。
鉄剤の服用にあたり、空腹時の投与が吸収の点では優れています(食後や食事中の投与では空腹時投与の60%の吸収率となります)が、鉄剤には、胃腸障害(吐き気・嘔吐・下痢)などの副作用があるため、食直後または食事中の服用をすすめしています。内服を継続出来ない場合には、静脈注射で鉄を補充することもあります。