肥満症 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

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肥満症

肥満症とは、医学的には脂肪が一定以上に多い状態をいいます。人のからだは、水分、糖質、たんぱく質、ミネラル、脂肪などでできています。その中で、糖質、たんぱく質、ミネラルの量はそれほど変化しませんが、脂肪の量は食生活や消費エネルギー量によって変化します。脂肪が増えてくれば体脂肪率が高くなり、体重も増加します。肥満は、メタボリックシンドロームの診断基準にもおなか回りの測定値が定められています。

正確には体脂肪量を測定して判定しますが、日常では普通、BMI(体格指数)で判断します。
BMIは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割った数値で、25以上を肥満、18・5未満をやせと判定します。身長(m)の2乗に22をかけた数値が標準体重です。肥満の一番の問題点は、肥満によって糖尿病や高血圧などの重大な病気を合併しやすくなることです。

肥満度は、現在BMI(体格指数)という数値によって判定されています。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

BMI判定
18.5未満 18.5-25未満 25-30未満 30-35未満 35-40未満 40以上
低体重(やせ) 正常体重 肥満(1度) 肥満(2度) 肥満(3度) 肥満(4度)

肥満症の原因

①カロリー摂取の増加

欧米化に伴い、高脂肪・高カロリーの食事が増え、カロリーの摂取量が増加して、運動不足による基礎代謝の減少が、内臓脂肪の過剰蓄積につながり、肥満を招きます。その他にも、喫煙、飲酒、ストレスなどは、肥満の進行につながるので注意が必要です。

②加齢や運動不足による基礎代謝量の低下

人間の体は寝ている間でも絶え間なく呼吸を繰り返し、心臓は休まず鼓動しています。これらは生命を維持するために必要な重要な働きです。このような生命を維持するために必要な最低限の活動エネルギーを「基礎代謝」といいます。この基礎代謝は成人で平均1200kcalとされています。つまり私たちは寝たきりの状態でも1200kcal前後のエネルギー量を消費しています。しかし、加齢や運動不足などで、筋肉量が減ったり何らかの原因で代謝が低下してしまうと、太り易く痩せにくい体質になります。例えば、20歳の頃と食事量はほとんど変わらないのに、中高年になると体重がかなり増えてしまうことが多いのも、代謝量が関係しています。

肥満症の症状

肥満には皮下脂肪型と内臓脂肪型に分けられています。
皮下脂肪型肥満洋ナシ型肥満とも言われ、下腹部、腰のまわり、太もも、おしりのまわりなど、下半身の皮下に脂肪が蓄積するタイプで、皮下脂肪と呼ばれています。外見から、肥満であるかどうかは、明らかに判断できます。
内臓脂肪型肥満リンゴ型(タル型)肥満とも言われ、上半身を中心に内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプで、内臓脂肪と呼ばれています。外見からは、このタイプの肥満は判断できないことがあります。 内臓脂肪型肥満はメタボリックシンドロームと密接に関係しています。
通常、ウエスト径(へそまわり径)が男性では85cm以上、女性では90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われます。

肥満症の治療法

治療は食事と運動が中心になります。高血圧、高脂血症、糖尿病などのがあれば、それに対する治療を行ないます。

食 事

①1日3食を決まった時間に食べます。空腹時間が長くなると、体は入ってきた糖質や脂肪をため込んでしまいます。
②満腹中枢のストップサインがかかる前に、食べすぎてしまうことを防ぐた食事はゆっくり、よくかんで食べます。
③ビタミンや食物繊維が豊富な野菜をたっぷり食べます。
④動物性脂肪と塩分のとりすぎに注意して、味付けで工夫します。 ⑤間食や夜食や寝る前の2時間の食事は控えます。

運 動

①歩いて買い物に行くようにしたり、電車通勤なら一駅手前で降りて歩くなど、1日30分以上のウオーキングがおすすめです。
②エスカレーターやエレベーターを利用すのではなく、できるだけ階段を使用します。
③運動をするときは無理をせず、長く続けることができるように習慣なるようにしましょう。
④特別な運動をするより、まずは普段の生活や家事の中で、体を動かす意識をもつことが大切です。

日常生活の注意点毎日の生活を工夫して、肥満を予防して、メタボ予備軍にならないよう注意しましょう。

以下の項目が当てはまる方は肥満に要注意です。
1:食べるのが早く、よくかまない。
2:タバコを吸っている。
3:ダイエットしてもリバウンドする。
4:野菜をほとんど食べない。
5:ウエストサイズが毎年大きくなってきている。
6:お酒を飲む量が多い。
7:デスクワークが中心で、ほとんど運動することがない。
8:朝食を抜くなど、食事が不規則。
9:間食や夜遅い時間の食事が多い。
10:めん類やごはんが大好きで、炭水化物が食事の中心

肥満症の注意点

全体の見た目はほっそりしているようにみえても、下腹部だけがぽっこり出ている人は、内臓脂肪型の隠れ肥満かもしれません。りんごのようにおなかが丸くなり、上半身に脂肪がついた、りんご型肥満が内臓脂肪型の肥満で、男性に多く見られます。ちなみに、下半身に脂肪がついた洋なし型肥満が女性に多く見られますが、皮下脂肪型の肥満です。20代や30代で基準値を超える方は少ないですが、基準値はあくまで赤信号で、基準値に達する前に予防が大切です。
一般的に内臓脂肪がつきやすいのは男性で、女性につきやすいのは皮下脂肪です。皮下脂肪は内臓脂肪にくらべ体に害は少ないといわれていますが、不規則な生活を続けていると、女性でも閉経期以降は男性並みに内臓脂肪が増加することもあります。内臓脂肪は、皮下脂肪に比べ、運動によって減少しやすいという性質があります。また、運動には肥満の解消というだけではなく、血糖値の低減、ストレス解消といった効果もあります。
具体的には、20分以上の有酸素運動を行います。例としては、軽いジョギング、ウォーキング、サイクリング、エアロビクスなどがあげられます。しかしながら、無酸素運動などの激しい運動では、内臓脂肪はあまり減少しないため、適してはいません。増えすぎると体に悪さをする内臓脂肪ですが、自分に合ったよい方法をとれば減らすことができます。内臓脂肪を減らすには、食事と運動の見直しが重要です。身近なところから一歩一歩少しずつ改善してみましょう。

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