不眠症 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

東京都新宿区西新宿1-11-11河野ビル3F(セブンイレブンの上)

  • 不眠症

不眠症

不眠症とは、「寝つきが悪い」「眠っても途中で目がさめる」「寝た気がしない」などの症状が続いている状態です。近年、不眠症の人はストレス社会を背景に増加傾向にあり、5人に1人が睡眠に関して問題があり、10人に1人が不眠症の可能性があると考えられています。睡眠は個人差が大きく、3~4時間睡眠でも平気な人もいますし、7時間以上眠っているにもかかわらず、眠れていないと感じている人もいます。客観的に長時間寝ていても、本人が不眠を自覚する場合も不眠症と判断されます。また、年齢を重ねるとともに、朝早く目が覚めたり、眠りが浅くなることが知られています。

不眠症の原因

  1. 生理的要因の不眠
    海外旅行時の時差ぼけや、交代制勤務による睡眠リズムの変化、精神的ショックなど急激なストレスによる一時的な反応によるものです。最も多くみられる不眠です。
  2. 精神疾患に伴う不眠
    うつ病や不安障害などの心療内科、精神科領域の疾患の部分的な症状としてみられる不眠です。
  3. 環境要因による不眠
    車の走る音などの騒音や、室内の温度が暑すぎたり寒すぎたり睡眠環境が原因です。
  4. 身体疾患、中毒性疾患などによる不眠
    体の中の疾患で起こる不眠です。大きないびきが突然途絶えたりする「睡眠時無呼吸症候群」や、睡眠中ふくら  はぎや足先が、むずがゆくなったりするむずむず脚症候群があります。夜間の不整脈、かゆみ、とまらない咳、喘息、などで不眠になることがあります。

不眠症の症状

  1. 入眠障害(にゅうみんしょうがい)
    寝つきの悪い状態で、不眠症の中では最も多くみられます。寝つきが悪く、眠ろうと思うと余計に眠れなくなりま す。一度眠れると朝まで眠れますが、横になってから実際に眠るまでの時間には個人差があります。
  2. 熟眠障害(じゅくみんしょうがい)
    眠りが浅いと感じる状態をいいます。寝付いたにもかかわらず途中で何度も目が覚めてしまう中途覚醒(ちゅうとかくせい)が起こり、朝早く目が覚めても、その後眠れない状態です。ただし就眠が早すぎるだけで全体の睡眠量は足りているということもあります 眠りが浅く、夢ばかりみて眠った気がしない、すぐに目が覚める症状で、老人の不眠や慢性的なストレス状態で多くみられます。
  3. 早朝覚醒(そうちょうかくせい)
    朝早く目が覚め、その後眠ろうとしても眠れないというタイプで、高齢者に多い傾向があります。ただし就眠が早すぎるだけで全体の睡眠量は足りているということもあります。 眠らなくてはという意識が強くなり一層眠れなくなってしまうことが多いようです 眠りが浅いと感じる状態をいいます。お年寄りによく見られます。

不眠症の検査

特にありません

不眠症の診断

不眠症は、症状や経過により診断します。具体的には、何時に寝て、何時に起きているか、何時頃に目が覚めてしまうのかなどを問診します。

不眠症の治療法

不眠症の治療は、薬物療法が中心になります。
入眠障害、熟眠障害、早朝覚醒などの症状に合わせて、超短時間型、短時間型、中間型、長時間型の適切な睡眠薬を選択して内服します。現在、不眠症の治療で使われている睡眠薬のほとんどはベンゾジアゼピン系やそれと類似する種類の睡眠薬です。感情の変化やストレスによる脳神経の興奮を抑えることで眠りを誘い、自然な眠りに近い睡眠をもたらします。不眠が続く場合、睡眠薬を服用することは効果的な治療法ですが、睡眠薬に関しては「癖になるのではないか」「なんか怖い」といったイメージを持つ方も多いと思います。

薬の量を増やさなければ薬が効かなくなることを耐性ができるといいますが、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は医師の指示を守って服用していれば、耐性ができることはまずなく、長い期間服用していても中毒症状が起こることはほとんどありません。なお、このベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、薬の効く時間が短いものから長いものまで4つのタイプに分けられ、症状に合わせて最も適したタイプの睡眠薬が処方されます。

不眠症の薬 作   用
超短時間型
(マイスリー 、ハルシオン、アモバン)
睡眠導入剤ともいわれます。寝つきの悪い入眠障害に用いられます。作用がすぐに現れますが、その分薬が効いている時間も短いので翌朝にまで薬の作用が残りません。マイスリーは20分前後で効き始めて、5時間くらいで効果がほぼなくなり、より自然な眠りをもたらすため、日本でもっとも多く処方されています。
短時間型
(レンドルミン)
薬の作用が現れるまでの時間が比較的短く、作用時間も短めで、入眠障害や熟眠障害にも用いられます。
中間型 作用が現れるまでにかかる時間は、超短時間型や短時間型よりはやや長く、持続時間が比較的長いのが特徴です。早朝覚醒などに用いられます。遅くに飲むと翌朝起きれなくなることもあります。
長時間型 薬の分解に時間がかかるため、起きた後も薬の作用が続きます。日中も眠気やだるさが残ることもあります。うつ病などに伴い不眠が現れる場合に用いられることがあります。

不眠症の日常生活の注意点

  1. 規則正しい睡眠をとりましょう
    毎日の起床時刻と就床時刻を一定にすると生体時計のリズムが安定し夜間に自然な眠気が訪れます。昼寝は30分以内に抑えることもポイントです。
  2. 寝る前にリラックスした状態でいましょう
    就寝の1~2時間前に入浴し、リラクゼーションの音楽を聴いたり読書をしたりして、日中にたまったストレスを癒しましょう。寝る前のアルコールは睡眠に悪影響を及ぼすことがあるので控えましょう。
  3. よく眠れるように環境を整えましょう
    寝室を暗く、静かで、快適な温度にして、パジャマと布団は心地よいものを選び、枕は首の凝らないものを使います。
  4. 眠るための過剰な努力はしないようにしましょう
    眠るために過剰な努力をすることは、緊張を高めてより眠りにくくなります。起床時間は変えずに、眠れないのなら眠くなるまで起きて過ごすのも一つの方法です。
  5. 適度な運動が習慣にしましょう。
    日中に散歩やジョギングなど適度な運動をすることも重要です。

不眠症の注意点

  1. 持ち越し効果
    薬の量が多いと日中にも眠気が出たり、ふらつき、脱力感が現れることもあります。飲みすぎると、午前中の記憶がないなどの健忘症状が出ることもあるため、多めに睡眠薬を飲むのはやめたほうがよいです。基本的には作用時間の短い睡眠薬から開始します。
  2. アルコールとの関係
    寝る前にアルコールと睡眠薬を同時に飲むと、睡眠薬の効果が強く現れたり作用時間が長引いたりします。特に、記憶障害や健忘症状が出やすくなりますので、少量のアルコールでは、あまり問題となることはありませんが、アルコールと睡眠薬の併用は注意が必要です。
  3. 退薬症状
    長期間飲んでいた睡眠薬を突然中止すると頭痛、しびれ、めまい、いらいら、不安などの症状が起こることもあります。また、以前より強い不眠になることもあります。薬を止める時は徐々に量を減らしていき、最後は不眠時だけ服薬するようにして治療を終えます。

一種類の薬では効きが悪くなってしまった場合は、漫然と効果のない同じ薬を使い続けたむやみに別の薬を追加するのではなく、症状を見極めて別の薬に変更することが大切です。最近では、薬局で購入できる睡眠改善薬(ドリエル)も登場しています。病院で処方される睡眠薬とは異なり、抗ヒスタミン剤といわれる花粉症などに使われるアレルギーの薬で、アレルギーの薬を飲むと眠くなる副作用を逆に利用しているわけです。効果は睡眠導入薬や睡眠薬に比べて劣りますが、ドリエルと同じような作用のあるアレルギー薬(ポララミン、ジルテック)を使用することもあります。

ページトップへ