スギ花粉症 新宿、皮膚科、内科、泌尿器科の新宿駅前クリニック。新宿駅西口の駅近で夜間診療もしております。

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スギ花粉症

花粉症は現在日本では5人に1人が発症していると推定され、その中の80%がスギ花粉が原因で発症していると言われています。スギは2月~5月にかけ花粉が飛散するので、この時期に花粉症患者が急増します。日本では1960年頃からスギ花粉症の患者が増加しています。原因としては農林水産省が推奨してきた植林だと言われています。

戦後日本では都市開発が進み、木材の建築材料の需要が急速に高まり国内での供給量が追い付かなくなる事態となりました。そこで当時の農林水産省は成長が早く、建築材料として使えるスギ・ヒノキを大量に植樹し不足している需要に対応しました。ところが高度経済成長を遂げた日本では林業に従事する人間が減少したため、植樹したスギ・ヒノキの伐採や間伐といった手入れが行き届かなくなりました。更に海外から安い建築材料を輸入するようになったため、植樹したスギ・ヒノキの需要自体が減少し、大量の花粉を飛散させることになってしまったのです。

飛散する花粉の量は増加した上に、日本の道路の大半がアスファルトで舗装されるようになったため、花粉が何度も風で舞い上がり浮遊し続けるといった状態を起こすようになりました。スギ花粉は風媒花であるため、浮遊し続けて数十キロ~数百キロも離れた地域まで花粉が飛散します。

スギ花粉の症状はくしゃみ・鼻水・鼻詰まりが三大症状ですが、アレルギー性結膜炎が併発しやすいと言われています。咳やのどの違和感、皮膚の痒みを訴える人もいます。血液検査でアレルゲンを特定することは可能ですが、アレルゲン別ではなく症状に対する治療がメインになります。

治療薬の種類としては内服・点眼・点鼻があります。これら一つだけを使うのではなく組み合わせて使うことで症状をコントロールしていきます。

内服には抗アレルギー薬、鼻水を抑える薬、症状がひどいときにはステロイド薬を使用します。点鼻薬は抗ヒスタミン剤とステロイドがあります。内服と違い、点鼻薬のステロイドは副作用は殆どないので安心して使うことができます。点眼薬にも抗アレルギー薬と痒みを抑える薬があり、痒みがひどい場合にはステロイドを使用することもあります。また、症状を抑えるだけでなく体質改善をするために漢方薬を使うこともあります。

ステロイドは非常に強い免疫抑制作用をもっているため、免疫反応の一種である花粉症症状を抑えてくれます。耳鼻科(耳鼻咽喉科)や内科などの医療機関によっては、ステロイドの皮下注射・筋肉内注射を行うところもありますが、体内に直接ステロイドを入れることによる副作用のリスクがあるため、新宿駅前クリニックでは行っていません。

花粉症の症状は人により程度が違います。ひどい人は一日中(眠っている間まで)花粉症の症状に悩まされ、日中の仕事や学業に支障の出る人もいます。即効性のある薬や作用の強い薬が欲しいという思いは当然ですが、長く付き合っていくものですから、安全性が高く一人一人の症状にあった薬を使うことが必要です。

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